〜10q | 60′19″ |
〜20q | 56′39″ |
〜30q | 60′26″ |
〜40q | 71′39″ |
〜50q | 60′46″ |
〜60q | 65′51″ |
〜70q | 89′13″ |
〜88q | 127′06″ |
第2回安芸太田しわいマラソン88qの部にHAKOさんと出場しました。結果は9°52′02″で全体の50位,男子総合49位,49歳以下男子の部で30位でした,他の大会に出場された皆様も含めお疲れ様でした。なお,10qごとのラップは右のとおりです。
週末から天気が悪くなり,雨の中を走ることになればえびす・だいこく100qマラソンの悪夢が再びということになりかねないと心配しつつ,前日の22時過ぎに会場の第一駐車場に入りました。夜は雨が降ったり止んだりの状況で,スタート地点に移動した4時過ぎには雨が降っており,その後小降りになったもののスタートは雨の中でした。辺りは真っ暗でHAKOさんとは会えないかもしれないと思いましたが,当日受付に向かわれるHAKOさんとうまい具合に遭遇することができました。
気温は20℃くらいはあって,よく晴れていたものの肌寒さを感じた昨年とは一変しました。雨が降っていたので空が白み始める前の闇の中レースは始まりました。最初の2qくらいはHAKOさんと並走しましたが,その後HAKOさんの姿を確認することはありませんでした。
スタートから20分ほど過ぎてから漸く周囲のものがはっきりと見えるようになり,5q過ぎでは西の空にかかる見事な虹を見ることができました。序盤は給水ポイントの見直しが行われたようで,国道を横断してダート道に入るまでの給水所が1箇所に減らされていました。また,ダート道は雨でぬかるみになった箇所もあり大変走りにくいものでした。昨年は序盤で調子に乗りすぎて脚を使いすぎたことで後半地獄を見たことから,今年はなるべく抑えて序盤を進みました。ダート道を終わったところで70位だとの声が沿道の大会スタッフからありました。腹がすきかけたところで松原エイドステーションにたどり着きました。ここで握飯一つを補給して一息つきました。昨年は距離表示が皆無でペースがつかめなくで困りましたが,今年は10qごとに距離表示が設置されていました。それは良かったのですが,昨年のプログラムから事前に思っていた10qごとの位置がだいぶ違っており,距離表示の設置は嘘だったのかと思った頃に距離表示が現れ面喰いました。深入山麓を過ぎると長い下りが続く区間となりますが,ここも意識して抑えて走りました。昨年は脚がほとんど止まりそうになった餅木峠も無事越えましたが,横川への上り区間でかなり脚の疲れを感じました。これはまずいことになったかなと思い,二軒小屋のエイドでしばし休憩するとかなり回復したようでした。
内黒峠までの上りは,昨年峠を目前にして歩きが入りましたが,今回はしっかり走りとおすことができました。そして,昨年延々と歩くこととなった第一関門までの長い下りを,今年は走って下ることができました。しかし,長い下りは大変な脚への負担となり,両大腿部は限界寸前となりました。また,第一関門を過ぎると雲間から陽射しが漏れるようになり,体感気温が一気に上昇してきました。
昨年は平坦な区間で一旦復活したのに,今年は逆にペースが落ち始めました。そこで,下りが走れるのだから上りは体力を温存することにし,その後の2箇所の山越えと第二関門手前の上り区間は歩くことにしました。そうこうしているうちに第二関門からの下りを走っていると,町内の有線放送でトップの選手がゴールしたことが伝えられました。こちらはまだ四分の一の行程が残っています。井仁の棚田からは最後の急下りが始まりますが,ここも走って下ると昨年の私のような状態になった選手を何人か抜くことになりました。下りが終わると昨年は残りを7割は歩いた区間になりますが,今年は温井ダム堰堤の階段までともかくも走り切りました。階段手前の残り2q地点で10°まで29分を残していたので,10°切りは確信しましたが,階段上りは疲れた体に非常に堪えました。ゴール後はしゃがむことが困難になるほど脚が壊れていました。今後一週間程度尾を引きそうです。
(サスケ)
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